2018年11月16日
（株）若木印刷所（新潟市東区山木戸8-10-6、設立昭和28年4月、資本金3,400万円従業員18名）は11月6日、事業を停止し、事後処理を弁護士ほか1名に一任した。
各種ビジネス帳票やカタログ等を主体とする印刷業者で、官公庁や一般法人を対象に、東京にも支社を設置して事業を展開。ピーク時の平成8年6月期には約6億4,000万円の売上高を計上していた。
しかし、以降は印刷物需要が縮小した上、26年には前社長が退任して営業力が低下。30年6月期の売上高は約1億7,400万円まで減少し、連続赤字の計上で債務超過に陥っていた。業績回復の見通しも立たず、資金繰りも限界に達したことから、事業継続を断念し今回の措置となった。
負債総額は債権者約50名に対して約1億3,800万円（平成30年6月期決算時点）。
（東京商工リサーチ調べ）
