TOPPAN、生成AIを活用した「デジタル分身サービス」提供開始

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TOPPAN(株)(大矢諭社長)は、現存する人物の姿かたち・声をリアルに再現し、本人さながらの対話を可能にした分身をデジタル空間上に作成する「デジタル分身サービス」の提供を開始した。
同サービスは、TOPPANが保有する見た目の再現技術や独自の音声再現AIモデルなどを用いて、人物の姿かたち・声をリアルに再現するだけでなく、TOPPANのデータ管理に関するノウハウを活用して本人に関する膨大なデータをAIに学習させることで、本人さながらの対話が可能な分身アバターを作成できるもの。TOPPANグループが2025年5月に提供を開始した、社内外のAI活用をグループ横断で推進し、企業におけるマーケティング業務のAI Powered化を実現するサービスの一環として提供する。
同サービスの提供により、その人物のデジタル分身を通じてより多くの人とのインタラクティブなコミュニケーションや、多様な人に向けた情報発信を可能にし、さらにマーケティング領域へノウハウが活用でき、企業の資産としての蓄積・継承を実現する。
同社では、同サービスとそれに関連したサービスの提供で、2027年度末までに10億円規模の売り上げを目指す。