PJweb news

印刷産業のトレンドを捉える印刷業界専門紙【印刷ジャーナル】のニュース配信サイト:PJ web news|印刷時報株式会社

トップ > 企業・経営 > 富士精版印刷、主力得意先への深耕営業で増収増益 - 第71期決算

企業・経営

富士精版印刷、主力得意先への深耕営業で増収増益 - 第71期決算

2019年9月4日
72期は売上41億5,000万円を計画(下段左=石川忠会長、下段右=吉賀社長、上段左=遠藤直樹取締役、上段右=山崎重次専務)

 富士精版印刷(株)(本社/大阪市淀川区西宮原2-4-33、吉賀文雄社長)は9月3日、本社内で記者会見し、第71期の決算が増収増益となったことを明らかにした。
 同社は、主力得意先の売上維持および伸長を最重要テーマに掲げた上で、小口得意先の売上深耕や新規顧客の開拓にも注力。結果、売上高は前期比3.7%増の41億2,300万円(プラス1億4,800万円)、営業利益が1,600万円(前期マイナス760万円)、経常利益が6,000万円(プラス5,700万円)となり、増収増益を達成した。
 増収要因について吉賀社長は、「上位顧客20社の売上比率が42.4%、前期比3.4ポイントアップ(プラス2億300万円)したことに加え、取引社数も43社増の560社となったことが売上を底支えした」と説明。一方、増益要因については、「材料費がプラス1億600万円、運賃がプラス2,800万円のコスト増となったが、一定部分を吸収できた」としている。
 また、市島工場のB輪転機を売却し、主力のA輪転機に経営資源を集中。そこで発生した売却益1億1,100万円をCTP、紙揃え機、基幹システム構築費用などの一括償却に充当し、最終的に税引前利益は7,100万円となった。72期は売上41億5,000万円を計画している。
 なお、同社は7月8日付けで神奈川県川崎市にある印刷会社、(株)ホクシンの全株式を取得し、完全子会社化したことも明らかにした。
 一方、役員人事では、今年94歳を迎えた石川忠会長が代表取締役を退任。新たにコーポレートプランニング室の吉賀星斗室長が取締役に就任した。

特集
drupa 2024 特集
drupa 2024 特集

世界最高峰の印刷・クロスメディアソリューション専門メッセ「drupa2024」の事前情報(見どころなど)を公開!
(2024年4月2日〜)

販促アイテム 2024
販促アイテム 2024

印刷会社が提案する「販促アイテム」
(2024年3月25日)

デジタル印刷特集 2024
デジタル印刷特集 2024

「生産工程の見直し」あるいは「創注」という印刷経営戦略としてのデジタル印刷ソリューションにフォーカス。
(2024年3月25日)

検査システムによる品質管理 2024
検査システムによる品質管理 2024

システマチックな検査工程で品質保証と効率化を目指す。
(2024年3月15日)

page2024特集
page2024特集

「page2024」の事前情報を配信。開催テーマは「連携」。
(2024年1月22日〜)

2024年 ここに注目!
2024年 ここに注目!

独自戦略でアフターコロナ時代を躍進する企業、新製品、注目技術を紹介。
(2024年1月1日)

ダイレクトメール特集 2023秋
ダイレクトメール特集 2023秋

成長市場を追う─DMを新たな事業領域に。
(2023年12月15日)

印刷会社の創注
印刷会社の創注

「注文が来ないなら、創り出さなくてはいけない」というストレートなテーマ「創注」にフォーカス。
(2023年11月25日)

インクジェット特集2023
インクジェット特集2023

インクジェットテクノロジーが印刷ビジネスにもたらす新たな事業領域とは。
(2023年9月5日)

特集一覧へ
印刷関連のブログ
twitter|@PJnews_headline
twitter|@PJnews_headline

https://twitter.com/PJnews_headline

facebook|印刷ジャーナル
facebook|印刷ジャーナル

https://www.facebook.com/printingjournal