大日本印刷（株）は、10月5日開催の「第50回札幌マラソン」にサステナブルパートナーとして協賛する。DNPは、環境負荷の可視化や衣料等の資源回収などによる生活者の環境意識の醸成を昨年に続いて行うほか、新たにパートナー企業との共創を推進する。ステンレス製の給水用容器（ジャグ）のリユースサービスや、サステナブルパートナー同士の共創のコーディネートなどで、大会全体の企画・設計・プロダクト開発を推進し、持続可能な大会づくりに貢献する。

　1976年にスタートした「札幌マラソン」は、例年1万人以上が参加する北日本最大級の市民マラソン大会。第50回の本年は「MAKE NEW」をテーマに掲げ、札幌の豊かな自然を守り、今後も継続的に開催できるようなサステナブルな大会を目指している。マイボトル・マイカップの持参を呼びかけるほか、50回記念で新設された「GREEN RUNNERS」枠（コース上のゴミを拾いながら走る）の導入、サステナブルパートナー同士の共創のコーディネート、環境に配慮した新素材による参加賞オリジナルTシャツ製作など、さまざまな取り組みを行う。これらの活動を通じて、大会に関わる一人ひとりに環境問題について考えるきっかけを提供し、自発的なアクションにつなげる。DNPは札幌マラソンの趣旨に賛同して協賛するとともに、持続可能な大会づくりを支援する。