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全製工連、31年ぶりに福岡で全国大会-製本産業ビジョン2030を発表

全国の製本業界人およそ180名が参加

 全日本製本工業組合連合会(田中真文会長)は9月6日、第61回全国大会「福岡大会」をANAクラウンプラザホテル福岡において開催。全国の製本業界人およそ180名が一堂に会し、組合員相互の結束を深めるとともに、製本業界の明るい未来に向けて、新たな一歩を踏み出した。

 福岡では、実に31年ぶりとなる今大会は「変わらぬ過去、変える今、変わる未来。変化を恐れず挑戦し、自分も周囲も変えていこう!業界全体で〜不易流行〜」をテーマに開催。開催地代表として挨拶した福岡工組の宮地啓一理事長は、全国からの多数の来場に感謝の意を示した上で、「本大会では新たな製本産業ビジョン2030『紙の未来プロジェクト』が発表される。紙媒体は決して悪くない。しかし、旧態依然としたままでは生き残りは難しい。常に新しい発想、アイデア、知恵を出し、想像力を発揮していくことが重要になる」との考えを示し、同大会が参加者にとって有意義な場になることを念願した。

 続いて、主催者を代表して挨拶に立った田中会長は、単価の適正化と新しい挑戦の2つを両輪として、製本業界の誇りである本づくりを未来へつなげていきたいとの姿勢を示した。

 なお、次回は2年後に「東京大会」として開催される。

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