メイセイプリント、PrintDoors2025に「販促×圧着」のテーマで出展

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(株)メイセイプリント(本社/愛知県北名古屋市、渡辺達也社長)は1月22日と23日の2日間、ポートメッセなごやで開催された第61回光文堂新春機材展「PrintDoors2025」に「販促×圧着」のテーマで出展。同社が得意とする圧着技術を販促ツールとして活用する「圧着くじ」を提案した。
同社はこれまで、圧着DMを主力商品として展開してきた。しかし、昨年の郵便料金の値上げにより、DMを活用する企業が減少傾向にあることを受け、販促ツールの開発に注力している。その第一弾として、従来の圧着技術を活かした「圧着くじ」を開発。店頭プロモーションやキャンペーンなどへの活用を提案している。
圧着くじは、スクラッチくじのようにその場で結果が分かる仕組みとなっており、店頭での回転率向上に貢献する。とくに最近の若年層はスマホ決済が主流となり、小銭を持ち歩かない傾向があるため、従来のスクラッチくじよりも圧着くじの方が即時性が高く、効果的な販促ツールとなる。
さらに、圧着くじには可変印字技術を活用し、通し番号やシリアルコードの印字も可能。これにより、特定の当選者にのみ特典を提供するなど、多様なマーケティング施策への応用が期待できる。
また、同社は協力会社との連携を強化し、これまで取り扱いが難しかった大判サイズの圧着物や、冊子型の圧着商品などの提供にも対応する。ブースでの取材で田中尚課長は「単に自社で製造できる範囲にとどまらず、外部企業と協力しながら幅広いニーズに応えたい」と話した。
