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大手の動き

印刷博物館、開館20周年でリニューアル-「印刷文化学」立ち上げ

2020年10月1日
リニューアル後の常設展示 -「印刷の日本史」古代・中世ゾーン
「日本印刷文化史」
「印刷文化学」のロゴマーク

 凸版印刷(株)(麿秀晴社長)が運営する印刷博物館(東京都文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル)は、10月7日に開館20周年を迎えることから、常設展を中心とした施設を刷新し、10月6日にリニューアルオープンする。
 凸版印刷は、加速度的なデジタル化の進展により、印刷文化を支えたアナログ技術や表現が失われていくことに危機感を持ち、それらを保存伝承していく必要性を痛感したことから、創立100周年事業の一環として印刷博物館を設立。2000年のオープン以来、印刷をコミュニケーションメディアとして捉えて体系化し、歴史的な印刷史料の収集や失われていく機器や製品の保管管理も進めるなどの活動を幅広く展開し、来館者は63万人を越えている。
 今回、常設展は日本の印刷文化を扱う「印刷の日本史」をメインテーマとし、広く世界に目を向けつつ先人が培ってきた日本における印刷文化の歴史的変遷を中心とした展示に大きくリニューアルした。年表形式による「印刷の世界史」や独立した技術展示である「印刷×技術」も常設としている。
 また、今回のリニューアルと同時に、これまで20年間の調査研究成果をもとに新しい学問「印刷文化学」を立ち上げる。「印刷文化学」は印刷と人々との関係を長期文化文明史的な視点から捉え直し、関わった社会や人々の営みを検証する学問体系で、その第1歩として「日本印刷文化史」を(株)講談社から出版する。

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