2024年11月7日
福田 本部会長
海外の最新動向や事例から自社の現状を認識するためのプログラムが用意された
ハイデル・フォーラム21(HDF21)(福田浩志本部会長)は11月6日、東京都千代田区の東京會舘において「第27回全国大会」を開催し、多くの会員企業が参加した。
冒頭、挨拶した福田本部会長は「ハイデル・フォーラムは、新しい時代に向けて発想を転換すること。従来の請負型の印刷ビジネスから創注文型、情報加工産業への転換を急ぐこと。そして各社がデジタル化に向けて努力を図ることを設立当初から目指してきた。この目標を達成するために、これからも最新情報を積極的に発信していく」と述べ、改めてハイデル・フォーラム21で得た情報の有効活用を呼びかけた。
このあと「現状認識」をテーマに海外最新動向や事例を参考に自社の立ち位置を探ることを目的とした高付加価値ハイブリッドセミナーに移り、第1部ではハイデルベルグ社テクノロジー&セールス部門最高責任者のDr.ダビッド・シュメディング氏から「Unfold your potential〜drupaに見るハイデルベルグの企業戦略〜」をテーマに講演が行われた。
続く第2部では、印刷機3台を1台に集約するとともにハイデルベルグ社の自動化コンセプト「Push to Stop」を実践し、飛躍的な成長を遂げているジェフニールプリントワークス社(イギリス)のスティーブ・アンダーソン氏と、同社の取り組みを支援したハイデルベルグUKのポール・チェンバレン氏をパネラーに迎え、ハイデルベルグ・ジャパンの紀世志広氏がモデレーターとして参加し、「競争激しい印刷市場における成長戦略〜グローバルトレンドに学ぶ〜」をテーマとしたパネルディスカッションが行われた。