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錦江プラスチック(鹿児島)、破産開始決定-負債3億7,400万円

 錦江プラスチック(株)(鹿児島市宮之浦町3154-1、設立1987年2月、資本金3,000万円)は2月12日、鹿児島地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は約3億7,400万円(2025年3月期決算時点)。

 倒産した企業の営業基盤を引き継ぐ形で設立。鹿児島県内の食品製造業者を主要取引先として、包装資材の企画、製造・販売を中心に、製袋やスリット・ガゼット加工、グラビア・ラベル印刷のほか、各種包装関連機械器具の販売やメンテナンス、物流・産業資材の販売、漬物などの糖化製品の販売など、幅広く事業を展開していた。また、1994年にはフィルムメーカーが資本参加したことで信用力も強化され、2012年3月期にはピークとなる売上高約10億1,700万円を計上した。

 しかし、その後は漬物製造業者を中心とする主要取引先の不振により取引が低下し、減収基調で推移。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、2021年3月期には売上高が8億円を割り込んだ。

 2022年3月期には、不採算であった印刷部門を廃止するなど、機械設備の売却等により再建を進めていたものの、近時の物価高騰が重なり、2025年3月期の売上高は約7億5,200万円まで低下。事業環境は厳しさを増し、事業継続は困難との判断から、今回の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)

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