電流協・取協、書籍製造におけるデジタル印刷活用の実態調査結果公表

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(一社)電子出版制作・流通協議会は、(一社)日本出版取次協会と共同で組成する「取協電流協合同PT」にて実施した「書籍製造におけるデジタル印刷活用の実態調査」の結果を公表した。
この調査結果によると、回答出版社の半数以上がデジタルショートランをすでに活用、または限定的なタイトルで試行・評価している。活用用途では「重版の小ロット化」が77%で最も多く、デジタルショートランが既刊書籍の小ロット重版、品切れ防止、供給継続を支える製造手段として広がり始めている。こうした結果から、デジタルショートランは読者への安定した供給を実現するだけでなく、出版社にとっても販売機会の確保や在庫負担の軽減につながる可能性があり、今後の活用拡大に期待が持てることが示された。
一方、導入・活用上の課題では「採算性が見えにくい」が46%で最も多く、書籍仕様への対応、小ロット重版にともなう業務量の増加、印刷品質への不安なども挙げられた。今後の活用拡大に向けては、製造単価だけでなく、在庫、返品、廃棄、販売機会の損失まで含めた採算性の可視化と、データ整備や業務面を含む導入・運用支援が重要になる。































































