PJweb news

印刷産業のトレンドを捉える印刷業界専門紙【印刷ジャーナル】のニュース配信サイト:PJ web news|印刷時報株式会社

トップ > 信用情報 > ハヤシ印刷(宮城)、破産申請へ-負債3億5,900万円

信用情報

ハヤシ印刷(宮城)、破産申請へ-負債3億5,900万円

2024年2月19日

 (株)ハヤシ印刷(仙台市青葉区一番町1-12-41、設立1974年8月1日、資本金1,000万円、従業員13名)は2月9日、事業を停止し、事後を弁護士ほか3名に一任。破産申請の準備に入った。負債総額は、約3億5,900万円(2023年7月期時点)。
 1945年に各種印刷業を目的とし、林家の屋号にて創業。業容拡大に伴い法人化した。オフセット印刷を主軸とし、総合印刷業を手掛け、2010年オンデマンド印刷機、2014年ダイレクトUV印刷機を各々導入するなどして顧客需要に対応してきた。
 一時は3億円を超える売上を計上した時期もあったが、ペーパーレス化による紙の印刷需要の減少などから弱含みの業績を強いられるようになり、2020年7月期の売上高は1億9,900万円にまで減少。コロナ禍以降、減収推移を辿る中、コロナ関連の制度融資を活用して資金繰りの調整を図ったほか、外部支援機関などのバックアップにて経営再建に注力し、2023年7月期は低迷していた顧客需要が一部回復したこともあり、売上高は約1億6,700万円にまで持ち直した。
 しかし、採算性に乏しい決算が続いてきた経緯から企業体力はすでに消耗していた上、売上高を超える金融債務が負担となるなどして資金繰りが限界に達し、今般の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)

特集
印刷×DX 2024
印刷×DX 2024

印刷業におけるDX戦略の最前線を特集。
(2024年7月15日)

パッケージ印刷ビジネス 2024
パッケージ印刷ビジネス 2024

パッケージ印刷の事業化に向けたソリューションや具体的な取り組み事例を紹介。
(2024年6月15日)

after drupa 2024
after drupa 2024

「drupa2024」出展企業の展示製品やソリューションについてシリーズで紹介。
(2024年6月25日〜)

AI・ロボット活用 2024
AI・ロボット活用 2024

印刷製造工程におけるAI(人工知能)およびロボット技術の活用について、その現状と可能性を探る。
(2024年6月15日)

印刷とサステナブル 2024
印刷とサステナブル 2024

印刷業界における持続可能な社会の実現に向けた取り組みにフォーカス。
(2024年4月25日)

drupa 2024 特集
drupa 2024 特集

世界最高峰の印刷・クロスメディアソリューション専門メッセ「drupa2024」の事前情報(見どころなど)を公開!
(2024年4月2日〜)

販促アイテム 2024
販促アイテム 2024

印刷会社が提案する「販促アイテム」
(2024年3月25日)

デジタル印刷特集 2024
デジタル印刷特集 2024

「生産工程の見直し」あるいは「創注」という印刷経営戦略としてのデジタル印刷ソリューションにフォーカス。
(2024年3月25日)

検査システムによる品質管理 2024
検査システムによる品質管理 2024

システマチックな検査工程で品質保証と効率化を目指す。
(2024年3月15日)

特集一覧へ
印刷関連のブログ
twitter|@PJnews_headline
twitter|@PJnews_headline

https://twitter.com/PJnews_headline

facebook|印刷ジャーナル
facebook|印刷ジャーナル

https://www.facebook.com/printingjournal