高まる企業のマンガ活用への意識
(株)NEXERとデジタル職人(株)は、このほど企業がマンガ制作を外部に依頼することへの意識に関する調査を実施し、その調査結果を公表した。
まず、これまでに広告・販促・採用・社内コミュニケーションなどに「マンガ」を活用したことはあるか聞いてみたところ、「活用したことはなく、興味もない」が62.0%、「活用したことはないが興味はある」が26.0%、「何度も活用したことがある」が10.0%、「一度だけ活用したことがある」が2.0%であった。未活用層が大多数を占めるものの、「興味はある」という潜在的な検討層も4人に1人以上いることがわかった。
実際にマンガを活用したことがある人に、どのような効果を感じたかを聞いてみたところ、「分かりやすさ」「集客」「読者層の広がり」など、マンガならではの強みを実感している声が並ぶなど、文章だけでは伝わりにくい情報がすっと届く、そんな手応えを感じている人が多くいた。
マンガ制作を外部の制作会社に依頼するとしたら、どのような場面で活用したいかを聞いてみたところ、最も多かったのは「商品・サービス紹介」で30.0%であった。次いで「社内マニュアル・研修資料」が29.0%、「会社案内・コーポレートサイト」が26.0%と続く。社外向けの販促ツールから社内向けの研修資料まで、活用したい場面は幅広く分布していることが確認できた。
マンガ制作を外部に依頼する場合、どのようなサポートがあると安心して依頼できるかを聞いてみたところ、最も多かったのは「ターゲットに合わせたシナリオ提案」で45.0%であった。次いで「複数パターン・複数案の提示」が41.0%、「著作権・二次利用の明確な説明」が33.0%、「制作実績やサンプルの豊富さ」が31.0%と続く。最も重視するものとその理由については、「予算でどれだけの物が出来上がるか」「面白くしてほしい」「著作権等の確認のサポート」「効果がないと無意味だがその測定が難しい」「発注後も修正してくれる柔軟な対応があれば安心して依頼できる」など。「予算内で何ができるか」を気にする声に加え、「著作権サポート」「効果測定」「修正への柔軟さ」を求める声が目立つなど初めて依頼する企業ほど、制作物そのものだけでなく、その前後の伴走支援を重視している様子がうかがえた。
今回の調査では、マンガ未導入企業の4人に1人以上(26.0%)が「活用に興味がある」と回答し、ビジネスにおけるマンガ活用の潜在ニーズの高さが浮き彫りとなった。また、実際に活用経験のある企業からは、集客や理解促進において確かな手応えを感じる声が多く寄せられていることも確認できた。
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