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本木祭、本木昌造翁の没後150年を記念して偉業を偲ぶ

焼香で追悼の意を表す
四天王寺境内にある等身大の銅像

 大阪印刷関連団体協議会と大阪府印刷工業組合は9月3日午前11時から、大阪・天王寺区の四天王寺境内「英霊堂」において、「本木昌造翁 没後150年」を記念した「本木祭」を開催した。

 「本木祭」は、本木昌造翁の偉業に感謝するとともに、業界の発展を祈念して開催しているもの。昭和60年10月の銅像復元を機に「印刷月間」の行事として実施されている。

 本木昌造翁は、日本の近代印刷術の基点というべき活版印刷の先覚者であり、明治3年、五代友厚の援助を経て「大阪活版所」を開設したほか、大阪初の鉄橋、高麗橋の架設など、大阪の近代化にも大きく貢献した人物。今回は、本木昌造翁の高弟で大阪活版所の初代社長・谷口黙次氏の曾孫である谷口晴彦氏も参列のもと、本木氏の偉業を改めて偲ぶとともに、追悼の意を捧げた。

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