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富士フイルムBIジャパン、生産現場に「革新」を〜新たなフラッグシップモデル発売

AI技術で自動化・効率化を提供

 富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹代表取締役社長・CEO)は2025年12月1日、AI技術を活用した新機能で印刷業務を自動化・効率化するプロダクションプリンターの新たなフラッグシップモデル「Revoria Press PC2120(以下、PC2120)」を発表した。2026年初頭から本格的なプロモーション活動を展開していくにあたって、今回、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン(株)・グラフィックコミュニケーション営業統括部の近藤哲也統括部長と同・グラフィックコミュニケーション営業統括部 グラフィックコミュニケーション販売推進部の片岡大輔部長にPC2120の新機能や印刷会社にもたらす可能性などについて聞いた。

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近藤統括部長(左)と片岡部長


 人材不足を起因とする印刷技術の継承や既存人材の高齢化など、印刷業界を取り巻く環境は、年々厳しくなっている。加えて高まる付加価値印刷物のニーズへの対応など、印刷会社は市場から新たな価値創出が求められている。

 これらの課題に対し、独自AI技術の活用で印刷業務の自動化と効率化を支援することで印刷会社の人手不足をはじめ山積する課題を解決に導くことを主題に開発されたのがPC2120だ。

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Revoria Press PC2120

 近藤統括部長は、PC2120の最大の特徴として「AI技術搭載による省力化と新たな特殊トナーであるグリーンの搭載により、RGB印刷に近い色再現が可能となったこと」と、また片岡部長は「従来のデジタル・プレスが提供する価値を劇的に進化させている」と、これまでのように印刷品質を中心とした価値軸ではなく、導入企業の新たな印刷ビジネスの創出、そして印刷現場の作業負荷低減など、顧客視点に立って開発されたのがPC2120であると説明する。

用紙設定を完全自動化

 印刷現場における作業負荷低減を実現する新機能の1つが「用紙プロファイラー」だ。PC2120は、独自のAI技術により、最適な用紙設定・画質設定・画像補正を提案する機能を搭載している。「用紙プロファイラー」に用紙をセットするだけで、独自開発のAIが用紙特性を解析する。特殊紙も読み取り可能で、用紙の種類・坪量・色などの設定項目における最適な設定を提案することにより、用紙設定作業の効率化を実現する。

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用紙プロファイラー

 
「お客様によっては100種類以上の用紙で運用することもあり、用紙設定は相当な作業負担となっていた。しかしPC2120は、この問題の解消に大きく貢献できる」(片岡部長)

 また、近藤統括部長も「お客様が印刷ビジネスを拡大していくためには、一般的な用紙だけでなくアルミ蒸着紙やフィルムなど、特殊紙を使用した付加価値印刷物の提供が必須といえる。その市場ニーズへの対応も作業負荷をかけることなく実現可能となる」と、新機能「用紙プロファイラー」が提供する価値について説明する。