2017年1月31日
POD機の色合わせを大幅に省力化
富士フイルム(株)(助野健児社長)は、富士ゼロックス製カラーPOD機のオプションとして、色見本の現物をスキャンするだけで手軽にカラーマッチングが行える色見本色合わせシステム「Real Match Assistant」を、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(真茅久則社長)を通じて発売する。
原稿データ(CMYK)を「Real Match Assistant」に読み込み、POD機付属のスキャナで色見本をスキャンすると、自動で色見本プロファイルが作成されるというもの。このプロファイルを適用して出力することで、色見本に近似した色の印刷物を安定的に出力することが可能になる。
クライアントやデザイナーの指定する色見本への色合わせはもちろん、複数のPOD機間の個体差吸収や、POD機更新の際の旧型機と新型機のマッチングなど、さまざまな色合わせ用途に活用できる。
対応機種は、富士ゼロックスDocuColor7171P、富士ゼロックスVersant80Press(Model-2)、富士ゼロックスVersant180Press、富士ゼロックスDocuColor1450GA(Model-Ex)。