2016年9月2日
DNP本人確認マルチカードスキャナ
大日本印刷(株)は、金融機関での口座開設時などの本人確認に使用する「DNP本人確認マルチカードスキャナ」をバージョンアップし、運転免許証・住民基本台帳カードなどの公的身分証に加え、新たに個人番号(マイナンバー)カードでの本人確認を可能にした。9月に発売する予定。
DNPは、入会や口座開設などの受付時に申込者の本人確認を必要とする企業や団体向けに、運転免許証などの公的身分証の真贋判定をして本人確認を行う「DNP本人確認マルチカードスキャナ」を2010年に発売し、多くの金融機関や地方自治体などで採用されてきた。
今回、この製品に今後の普及が見込まれる個人番号カードの真贋判定が行える機能を追加し、本人確認の窓口業務のさらなる業務効率化を実現した。すでに同製品を導入している企業に対しては、バージョンアップすることで、継続して使用できるようにする。
対応可能な公的身分証は、個人番号カード(新機能として追加)、運転免許証、住民基本台帳カード、在留カード、特別永住者証明書、運転経歴証明書。
価格は、本体29万8,000円(税別)、ソフトウェア「McMonitor-10(仮)」オープン価格。