2016年9月2日
サンプルイメージ。紙箱はサイド(左)、下部(中央)、背面(右)などから選択できる。
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、環境配慮とユニバーサルデザインを追求した独自形状の「台紙付きシュリンクパッケージ」において、台紙と紙箱が一体成型された「付属品収納タイプ」を開発し、9月上旬から販売を開始する。
台紙付きシュリンクパッケージとは、熱をかけると収縮するフィルムで商品を包み込み、台紙に固定させるパッケージ。店頭で商品を立体的に見せられる点や、プラスチック成形品を使用したパッケージと比較して、樹脂使用量が少なく環境適性に優れるといった特長がある。化粧品やトイレタリー製品などの店頭陳列パッケージとして多く使われており、その市場規模は2015年に約300億円と推計されている。
新製品は、従来の台紙付きシュリンクパッケージと紙箱を一体化させたもので、同製品を採用することで、メインとなる製品だけでなく、関連部品や試供品、添付文書などの付属品とのセット販売が可能になる。