2023年7月31日
「Rapida106X」による速乾印刷ライブ実演
共立アイコム・小林武治社長
エコスリージャパン(株)(岡本勝弘社長)は7月28日、2013年から現像レスプレート「アズーラ」による「速乾印刷」を実践する(株)共立アイコム(本社/静岡県藤枝市高柳1-17-23、小林武治社長)協力のもと内覧会を開催。「『速乾印刷』は10年後も意識を変える!経営を変える!」と題し、共立アイコムが10年間にわたって継続してきた「アズーラ速乾印刷」の実践プロセスと、その多角的な効果について解説が行われ、「Rapida106X」による速乾印刷ライブ実演も公開された。
「『業態変革』が叫ばれていた当時、アズーラとの出会いがあったことで、当社で最も早く変革を実現したのは印刷グループだった。そしていま、第二の変革を迎えている。段取り時間6〜7分、印刷機をアイドリングなしで常に毎時1万6,000〜1万8,000枚/時で稼働させるという当社の挑戦は、恐らくアズーラの『乾き』がなければ実現できない」(小林社長)
一方、製造統括の大石修氏は、速乾印刷実現のポイントとして「数値目標設定の重要性」を強調した上で、速乾印刷の効果として「メンテナンス確立による標準化」「事故激減」「能率向上」「多能工化推進」「コスト削減」「意識改革」などを挙げ、それぞれの効果について解説した。