2015年9月12日
ミューラーCEO(左)と宮﨑社長
ミューラー・マルティニジャパン(株)(宮﨑靖好社長)は9月11日、IGAS2015で来日したグループCEOのブルーノ・ミューラー氏出席のもと記者会見を開き、世界の印刷製本業界の動向をはじめ、それに伴う同社グループの製品展開を明らかにした。
ミューラーCEOは、全世界の印刷需要が横ばい、もしくは減少傾向にある中、「デジタル印刷技術とオフセット印刷技術の共存が市場に多様性をもたらす」との考えを示した上で、「当社全製品が『デジタルレディー』としてデジタル印刷との連携を前提に設計されている。分散型サーボ駆動のMC(モーションコントロール)技術、『コネックス』ワークフローシステム、制御系の共通プラットフォーム、モジュラー設計方針などが、変化するマーケット状況に対応するために有効である」と述べ、同社ポートフォリオの中から、MC技術採用のIGAS2015出展機である全自動無線綴じ機「アレグロ」、ワンオフ無線綴じ機「バレオ」の特長や優位性を訴えた。
▷IGAS2015レポート一覧はこちら