2017年1月12日
イーストマン・コダック社は、米国ネバダ州ラスベガスで開催中の世界最大級の国際家電見本市「CES2017」において、今後12ヵ月の間に、映画用(スーパー8)とスチル用の両方のフォーマットで「コダック エクタクローム フィルム」を再設計して製造する計画を発表した。最初の製品出荷は2017年第4四半期になると見られている。
「コダック エクタクローム フィルム」は、2012年に製造中止となったカラーリバーサルフィルム。非常に細かな粒子、鮮やかな色彩、階調とコントラスト再現で知られている。
コダックは、ニューヨーク州ロチェスターにあるフィルム工場でエクタクロームを製造し、そのスーパー8フィルム版を直接販売・供給する。
一方、2013年から独立したコダック・アラリス社は、135-36のフォーマットでフォトグラファー向けにスチル版の「コダック プロフェッショナル エクタクローム フィルム」を提供する予定。