2014年7月18日
真のシノハラブランド再生を宣言する増田社長
(株)シノハラ・ジャパン(静岡県島田市、増田静夫社長)は7月17日、本社工場隣接地にこのほど竣工した組立工場の落成式および内覧会を開催。同社親会社の中国HANS GRONHI社、その親会社であるHANS LASER社関係者をはじめ、部品メーカー、商社など、約100名が参加した。
式典の席上、挨拶に立った増田社長は、設立2年2ヵ月余りで組立工場を竣工できたことに感謝の意を示した上で、「組立工場の竣工により、真のシノハラブランド再生となった。また、当社はこのほどレーザー事業部を正式に設立し、HANS LASER社の代理店およびアメリカCLC社の日本地区での総代理店となった。印刷と直接の関係はないが、近い将来、必ずその接点が見いだせると信じている」と述べ、印刷機メーカーとしての真の再生を宣言するとともに、新たな事業領域としてレーザー分野に注力していく姿勢を明らかにした。
なお、新工場では月産1.5〜2台の印刷機を製造できる見込みで、将来的には10億円の販売を目指す。