2015年11月24日
(有)筒井書房(東京都練馬区豊玉北3-5-2、設立昭和53年8月、資本金300万円)は再度の資金ショートを起こし、11月9日、行き詰まりを表面化した。11月上旬に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任している。
同社は福祉関連の書籍を出版販売していた。ピーク時には約6億円の年間売上高を上げていたが、近年は出版市況の低迷などから売上は低下し、平成26年11月期には約1億4,400万円に落ち込んでいた。また、収益も悪化し、2期連続の赤字となっていた。金融機関からの借入金について返済条件の変更をするなどでしのいできたが、業況が改善せず資金繰りも限界に達した。
負債総額は、約7,000万円。
(東京商工リサーチ調べ)