2014年8月11日
(有)丸菱金属印刷工業所(資本金300万円、埼玉県越谷市大房953、代表 石川純一氏、従業員13名)は、8月4日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。
同社は、1965年3月創業、66年10月に法人改組した金属印刷業者。菓子、雑貨、塗料、オイルなど缶材を対象とした金属印刷を手掛け、2006年9月期には年売上高約1億8,000万円をあげていた。
その後はリーマン・ショックによる業況悪化で、2011年9月期は年売上高約1億5,200万円に減少。減収に加え不良債権処理の影響で約1,900万円の大幅赤字を余儀なくされていた。近時も業況は低迷し、厳しい資金繰りが続くなか、事業継続を断念し今回の事態となった。
負債は推定1億円。
(帝国データバンク調べ)