2014年7月2日
(株)中央図書新社(資本金1,150万円、京都市南区上鳥羽南苗代町40-1、代表 竹内恒雄氏)は6月30日に事業を停止し、自己破産を申請。同日破産手続き開始決定を受けた。
1946年6月創業、1951年12月に法人改組した教育書籍の出版社。2013年11月には(株)中央図書出版社より現商号に変更。大学受験用の学習教材の刊行を手がけ、教科は国語と英語を取り扱っていた。関東以西の高校や進学塾を対象に、取次店や教科書販売業者経由で販売、2003年10月期の年売上高は約3億8,500万円を計上していた。
しかし、少子化や書籍の電子化などの影響で、2013年10月期の年売上高は約1億1,500万円にダウン。長年にわたる累積赤字により財務面は債務超過が続き、資金調達力も限界となったことから今回の措置となった。
負債は約1億6,000万円。
(帝国データバンク調べ)