5類移行で変化する出社意識
Job総研は、757人の社会人男女を対象に「コロナ5類移行に伴う意識調査」を実施し、このほどその調査結果を公表した。同調査は5類移行後の出社方針について会社から通達があるか否かと出社の増減、またコロナ禍前の日常に戻れるか否か、現在のコロナウイルスに対する警戒意識レベルや5類移行に対応した職場でのガイドラインの周知、さらに自身や家庭内でのコロナ感染が発覚した場合の自粛意識や出社有無などについて調査している。
5類移行後の出社方針について会社からの通達があるかを聞くと、「通達あり」が46.4%で「通達なし」が53.6%であった。また、出社の増減では「出社が増える」が48.6%で最多回答になり、次いで「変わらない」が38.3%、「出社が減る」が13.1%の回答結果になった。
5類移行後にコロナ禍前の日常に戻れるかを聞くと、「戻れる」16.1%、「どちらかと言えば戻れる」44.6%を合算した60・7%が"戻れる派"の回答をした。"戻れない派"39.3%の内訳は、「戻れない」が19.7%、「どちらかと言えば戻れない」が19.6%であった。
5類移行後にコロナに感染した際の療養期間について、5日間の推奨が示されていることの認識度を聞くと、「認識している」33.4%、「どちらかというと認識している」25.6%を合算した59.0%が"認識している派"の回答をした。また今後コロナに感染した際の外出自粛意識を聞くと、「症状に関係なく自粛はしない」が50.6%で最多回答になり、次いで「症状が軽ければ自粛しない」が24.3%、「症状が軽くなり次第外出する」が14.3%、「推奨通り5日間は自粛する」が10.8%の回答結果になった。
5類移行後に自身がコロナ感染した際の出社意識について聞くと、「推奨通り5日間は出社しない」が63.7%で最多回答になり、次いで「症状が軽くなり次第出社する」が18.6%、「症状が軽ければ休まず出社する」が11.2%、「症状に関係なく休まず出社する」が6.5%であった。また、濃厚接触した際の出社意識では、「感染者の症状が軽くなり次第出社する」が46.2%で最多回答になり、次いで「自身に症状がなければ休まず出社する」が32.0%、「感染者の症状が軽ければ休まず出社する」が13.1%、「症状に関係なく休まず出社する」が8.7%であった。
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