2017年2月3日
鶴田 会長
講義後半には印刷・加工サンプルを見て・触る時間を設けた
全日本光沢化工紙協同組合連合会の鶴田和也会長(宏和樹脂工業(株)社長)は2月1日、東京デザイン専門学校(東京都渋谷区)において、同校の学生向けに特殊印刷・表面加工技術に関する特別講義を行った。
鶴田会長は、同連合会が制作した光沢加工技術のガイドブック「光沢加工のすべて」をテキストに、「光沢コート」や「プレスコート」、「UVラミコート」など、多岐にわたる加工技術の特徴やそれぞれの用途について説明。さらに、ホログラムや疑似エンボスなど、印刷物のデザイン性をより高める特殊技法について、自社で制作した印刷・加工サンプルを使い、わかりやすく解説した。
その上で鶴田会長は「光沢加工は、印刷物に高級感を付加するだけでなく、本や印刷物に耐久性を持たせる役割がある」と、その機能性を強調した。
また、講義終了間際には、印刷・加工サンプルを実際に見て触れる時間を設け、学生たちは、その特徴を体験することができた。