2024年3月25日
セキ(株)(愛媛県松山市、関宏孝社長)は、(株)フジシールインターナショナル(大阪市、岡﨑成子取締役 代表執行役社長CEO、(株)フジシールインターナショナルを含むグループ会社を総称する場合は「フジシールグループ」という)との資本業務提携に合意した。
同社は、中・長期経営計画「Next200」で定める重点経営課題において、持続的な成長の観点から、環境・社会課題の解決など「環境配慮型経営の推進」を最も重要な経営課題と考えている。特に、2017年10月に進出した「水性フレキソ印刷加工事業」は今後の成長分野と位置付け、投資を強化してきた。
その水性フレキソ印刷加工事業をさらに普及させ、環境に配慮した循環型、持続可能な社会を実現していくため、飲料、食料品などのパッケージを手掛けるラベル業界トップのグローバル企業であるフジシールグループと水性フレキソ印刷での製造や共同開発などを推進。具体的には、2019年1月より巻き付けラベルの製造、2022年7月にはシュリンクフィルムの製造を共同で開発している。
これまで両者は資本関係を伴わない協業を進めてきたが、今回、相互の信頼関係を深めてより強固なパートナーシップを構築するとともに、相互の経営資源をさらに有効活用することを通じ、両者の競争力強化と企業価値向上を目指すべく、資本業務提携するに至った。