PJweb news

印刷産業のトレンドを捉える印刷業界専門紙【印刷ジャーナル】のニュース配信サイト:PJ web news|印刷時報株式会社

トップ > 企業・経営 > インプレス、書籍を小ロットで重版する自動生産システム運用開始

企業・経営

インプレス、書籍を小ロットで重版する自動生産システム運用開始

2016年12月9日
ショートラン重版自動生産システム

 インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する(株)インプレス(本社/東京都千代田区、小川亨社長)は、(株)インプレスR&Dおよび京葉流通倉庫(株)と提携して、既刊書籍の在庫を小ロットで自動補充するシステム「ショートラン重版自動生産システム」の運用を実現した。
 同システムは、在庫が一定数を下回ると自動的にデジタル印刷により小ロットでの印刷が行われ、在庫を補充。例えば、出荷後の在庫数が5冊を下回った場合、在庫数を10冊まで回復するようにデジタル印刷による印刷が自動的に行われ、在庫が補充される。倉庫の在庫数管理と、デジタル印刷での印刷数管理、印刷、倉庫への補充は京葉流通倉庫が担当。同社側から見て「自動化」が図られたことで、事務工数の大幅な削減が実現した。同システムの実現により、書籍の在庫補充が10冊以下で可能となったため、必要在庫数も数十冊となり、従来比100分の1での在庫管理が可能となった。
 現時点での対象書籍は25タイトルだが、今後は対象タイトルを増やしていく。また、同システムのノウハウについては、インプレスグループ各社、および営業提携しているパートナー出版社とも共有し、利用を広げていく予定。さらに、京葉流通倉庫とインプレスR&Dにおいては、京葉流通倉庫の顧客出版社に対する同システムのノウハウ提供も検討している。

特集
drupa 2024 特集
drupa 2024 特集

世界最高峰の印刷・クロスメディアソリューション専門メッセ「drupa2024」の事前情報(見どころなど)を公開!
(2024年4月2日〜)

販促アイテム 2024
販促アイテム 2024

印刷会社が提案する「販促アイテム」
(2024年3月25日)

デジタル印刷特集 2024
デジタル印刷特集 2024

「生産工程の見直し」あるいは「創注」という印刷経営戦略としてのデジタル印刷ソリューションにフォーカス。
(2024年3月25日)

検査システムによる品質管理 2024
検査システムによる品質管理 2024

システマチックな検査工程で品質保証と効率化を目指す。
(2024年3月15日)

page2024特集
page2024特集

「page2024」の事前情報を配信。開催テーマは「連携」。
(2024年1月22日〜)

2024年 ここに注目!
2024年 ここに注目!

独自戦略でアフターコロナ時代を躍進する企業、新製品、注目技術を紹介。
(2024年1月1日)

ダイレクトメール特集 2023秋
ダイレクトメール特集 2023秋

成長市場を追う─DMを新たな事業領域に。
(2023年12月15日)

印刷会社の創注
印刷会社の創注

「注文が来ないなら、創り出さなくてはいけない」というストレートなテーマ「創注」にフォーカス。
(2023年11月25日)

インクジェット特集2023
インクジェット特集2023

インクジェットテクノロジーが印刷ビジネスにもたらす新たな事業領域とは。
(2023年9月5日)

特集一覧へ
印刷関連のブログ
twitter|@PJnews_headline
twitter|@PJnews_headline

https://twitter.com/PJnews_headline

facebook|印刷ジャーナル
facebook|印刷ジャーナル

https://www.facebook.com/printingjournal