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企業・経営

インプレス、書籍を小ロットで重版する自動生産システム運用開始

2016年12月9日
ショートラン重版自動生産システム

 インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する(株)インプレス(本社/東京都千代田区、小川亨社長)は、(株)インプレスR&Dおよび京葉流通倉庫(株)と提携して、既刊書籍の在庫を小ロットで自動補充するシステム「ショートラン重版自動生産システム」の運用を実現した。
 同システムは、在庫が一定数を下回ると自動的にデジタル印刷により小ロットでの印刷が行われ、在庫を補充。例えば、出荷後の在庫数が5冊を下回った場合、在庫数を10冊まで回復するようにデジタル印刷による印刷が自動的に行われ、在庫が補充される。倉庫の在庫数管理と、デジタル印刷での印刷数管理、印刷、倉庫への補充は京葉流通倉庫が担当。同社側から見て「自動化」が図られたことで、事務工数の大幅な削減が実現した。同システムの実現により、書籍の在庫補充が10冊以下で可能となったため、必要在庫数も数十冊となり、従来比100分の1での在庫管理が可能となった。
 現時点での対象書籍は25タイトルだが、今後は対象タイトルを増やしていく。また、同システムのノウハウについては、インプレスグループ各社、および営業提携しているパートナー出版社とも共有し、利用を広げていく予定。さらに、京葉流通倉庫とインプレスR&Dにおいては、京葉流通倉庫の顧客出版社に対する同システムのノウハウ提供も検討している。

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