2016年6月5日
drupa2016会場でセレモニー
(株)KADOKAWA(本社/東京都千代田区、松原眞樹社長)は、新たに構築する書籍の製造プラットフォームに、HPのデジタル印刷ソリューションを採用したことを発表した。
KADOKAWAは、所沢市の旧所沢浄化センター跡地に最新の生産設備を導入した施設を建設し、新たな生産および物流の拠点とする新プロジェクトを開始。読者の多様なニーズに応え、書籍の迅速な生産と発送を可能とする最適なシステムの構築にむけて準備を進めている。今回、その一環として出版物に合わせた適切な量の生産に対応する新たな書籍製造プラットフォームを構築し、2018年より順次稼動を予定している。
同プラットフォームに採用されたのは、「HP PageWide Web Press T490M HD」や「HP Indigo 50000デジタル印刷機」をはじめとする印刷機および製本・後加工機や出版に特化したワークフロー管理システムなど。これにより、文庫、ライトノベル、新書、コミックなどの本文、口絵、表紙、カバー、帯にいたるまでを一貫生産する。