ハイデルベルグ社、100台目の第4世代カットスター搭載のXL106を南米へ

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ハイデルベルグ社は、ブラジルのプルアル・インダストリア・グラフィカ社(プルアル)が、100台目となる第4世代カットスター搭載のスピードマスター106を導入したことを発表した。
南米最大級のウェブオフセット印刷会社であるプルアルは、書籍、雑誌、カタログの生産に特化しており、商業印刷やセキュリティ印刷の分野でも事業を展開している。
プルアルは、最先端テクノロジーと最新設備を駆使し、市場に卓越した製品を提供することを目的に、創業以来初となるシートフェッドオフセット印刷テクノロジーに投資し、2025年2月にハイデルベルグのスピードマスターXL106-8-P+Lの稼働を開始した。
導入モデルは、コーティングユニットを搭載した8色両面印刷機。第4世代カットスターがロールから印刷機に給紙する構成は、枚葉オフセット印刷機の利点も活かしつつ、ロール紙の価格優位性を活用できるため、ウェブオフセット印刷工場にとって最適な設備となっている。