コダックジャパン（本社/東京都品川区）は、コダック社のジム・コンティネンザCEOの来日に伴い10月2日、ステーションコンファレンス東京（東京都千代田区）においてメディアカンファレンスを開催した。

　ジム・コンティネンザCEOは、コダックの事業分野として印刷、先進材料、化学薬品の3分野に再注力していると説明。その中で印刷分野について「コダックは、今もプロセスフリープレート技術の分野において業界を牽引している。投資についてもSONORAを中心に行っており、印刷分野の売上の半数はSONORAとなっている。我々は、引き続きプレートの製造工程および顧客での使用における環境負荷に対し、継続的に注力していく」との方針を明らかにした。

　また、ジム・コンティネンザCEOは、現在のコダックの状況について「過去6年間にわたり、大幅なコスト削減と事業再編を実施してきた。現在、コダックは成長企業としてのポジショニングを確立しており、10年前には誰もが想像できなかった進展を実現している」との見解を示した。