北沢スクリーン(栃木)、破産申請へ-負債1億2,000万円
(有)北沢スクリーン(栃木県足利市西新井町3495、設立1974年4月、資本金300万円、従業員10名)は6月4日に事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任した。負債総額は約1億2,000万円(2018年10月期決算時点)。
同社はプラスチック製化粧品容器やチューブ等のシルクスクリーン印刷を手掛け、足利市に進出している大手工場の下請受注を主体に業容を構築。近年は約1億円の年間売上高で推移していた。しかし、低採算が続き、たびたび赤字を計上。2018年10月期は値上げ交渉が寄与し、黒字転換を果たしたものの、金融債務をはじめとする負債が資金繰りを圧迫し、支えきれず今回の措置となった。
(東京商工リサーチ調べ)