KOMORI、次世代B2機「J-throne29」を国内初披露
オフセットの技術に最新インクジェット技術を融合
(株)小森コーポレーション(本社/東京都墨田区、持田訓社長)は、2月19・20日の両日、同社・つくばプラント内KGC(茨城県つくば市)において開催された「KOMORI新春特別内覧会2026」において、drupa2024に出品され、大きな注目を集めた次世代B2枚葉UVインクジェットデジタル印刷機「J-throne29(ジェイスロン29)」を国内初公開した。

J-throne29は、KOMORIが長年にわたり培ってきたオフセット印刷の技術と最新のUVインクジェット技術を融合させたB2枚葉UVインクジェットデジタル印刷機。クラス最速となる片面6,000sph/両面3,000sphの印刷速度に加え、高精度な用紙搬送によって、安定した生産性と高い投資収益率(ROI)を実現する。
同機は、昨年より北米、中国、そして今年2月にフランスで市場投入されており、導入企業からは「シンプルな操作性」「メンテナンスが容易」「両面印刷精度が高い」などの評価を得ている。国内では、今年2月より販売を開始した。
デジタルソリューションの実演では、J-throne29による片面パッケージ、片面ポスターのバリアブル印刷、両面での特殊原反印刷の3ジョブを実施した。KP-Connect Proにジョブデータを投入するところから、3ジョブの印刷、ダイカットまでを、ワンマンオペレーションで遂行。片面6,000枚という印刷スピードにより、高い生産性を実現できる様子や、片面から両面へのスピーディーな切り替えを披露した。
パッケージ印刷では、0.43mmの厚紙でハンドタオルのパッケージを作成。高速印刷後に、ホリゾン製のロータリーダイカットシステム「RD-N4055DM」による抜きと筋加工を施し、J-throne29の後加工適性の高さを実演で実証。さらに、ジョブの進捗管理は、ホリゾンのポストプレスマネジメントシステム「iCE LiNK」とKP-Connect Proの連携により、各機械の製造進捗をリアルタイムで可視化することができ、工期短縮やコスト管理に貢献する。また、ロータリーダイカットシステムによる後加工の実演と並行して、J-throne29によるセカンドジョブの印刷と、オフセット印刷機における見当・色合わせを並行して行い、KGCスマートファクトリー全体で複数工程の同時進行を実施した。

両面での特殊印刷では、「ニューユポ FGS 300」での飲食店用メニュー表を印刷。使用した原反は、デジタル専用の合成紙ではなくオフセット用と同じものであるため、原反管理の効率化や用紙コストの削減を可能にする。さらに、J-throne29はオフセット印刷機と同じ用紙搬送機構を採用していることから、特殊紙でも安定した見当精度を実現する。

















































