[座談会]近畿が団結 - 叡智の台所から「未来」にフォーカス
第68回ジャグラ文化典 大阪大会 記念 - 「次の一手」につながる4日間
「大阪らしさ」でおもてなし
佐藤 先日、「SPACE-21四国」発足の結成記念行事に参加してきたが、晴れの場にふさわしい非常に豪華な会場で、その煌びやかな環境がみんなの気持ちを高めることを改めて感じた。そういう意味では、今回の会場となるリーガロイヤルホテル大阪は、整備された中之島や大阪国際会議場などに囲まれた素晴らしいロケーションだと思う。
木原 会場選定については苦慮した。格式があり、400名規模の懇親会を受け入れるとなると選択肢は限られる。紆余曲折あったが、最終的に歴史と伝統のあるリーガロイヤルホテル大阪にお世話になることができ、現状では「最善の選択」だったと思っている。


松下 この1年間、会場が決まるまでなかなか大変だった。木原さんに交渉していただいた結果、コスト面の問題も解決できた。
木原 懇親会の料理については大阪が担当。ホテルフレンチを用意する予定である。「とにかく会費を安価に」というのがマジョリティだったが、決して恥ずかしくない、ご満足いただける内容になっている。
松下 大阪らしく「たこ焼き」などの屋台でおもてなししたいという想いもあるが、参加費を前回より3,000円下げているため、これは参加人数次第。ぜひ多くの方々にご参加いただきたい。

佐藤 一方、前日には2つの研修ツアーも企画しているが、その研修先となる2社のみどころは?
木原 まず(株)羽車は、薄利多売の封筒メーカーの中でも独自のブランディングに成功している会社。ファブレスと称して製造拠点を縮小・廃止する印刷業者が多い中、「リスクを取らないと製造はできない」という信念のもと、製造業の王道を進み続けている。当日は、その工場を見学した後、杉浦社長に講演をお願いしている。
もう1社の(株)研美社はカードの会社。海外などに製造を委託する一方で、コアな部分を内製化し、高い生産性を誇る。当日は、「価格競争ではなく、カード×WEB×運用提案で付加価値を積み上げる経営モデル」についてのレクチャーと、ロボットを導入して24時間稼働を実現した工場を見学していただく。
佐藤 式典翌日からのエクスカーションは2コース用意されているが、その具体的な内容は?
立木 まず京都では当初、「御朱印巡り」という案も出たが、前日までの大会でお疲れかと思い、内容を絞った形で日帰りツアーを企画した。「世界遺産から祇園の舞まで五感で浸る、初夏の京都一日旅」と題し、世界遺産・東寺を訪ねた後、昼食は「川床」で京懐石。祇園甲部の芸舞妓による華やかな踊りとお茶屋遊びも楽しめるコースとなっている。


小幡 もうひとつのコースは、堺の「百舌鳥古墳群」と和歌山の「高野山」という、2つの世界遺産をめぐる1泊2日のコース。バルーンで100メートル上空から古墳群を眺める体験を通して、そのスケールの大きさを実感していただく。そば屋での昼食後は、堺刃物の歴史と職人技を実演で見学。夕刻には、河内長野・天見温泉に佇む名宿「南天苑」で宿泊となる。
2日目は、世界遺産の高野山へ。奥之院の約2キロにわたる参道をガイドとともにゆっくり散策した後は、宿坊にて精進料理を味わい、午後は壇上伽藍を訪れ、根本大塔や金堂など壮麗な建築群を見学していただく。また金剛峯寺では、広大な境内と襖絵、石庭「蟠龍庭」を鑑賞し、高野山の総本山としての威厳と静けさを感じていただく。初夏ならではの瑞々しい風景とともに、南近畿の魅力を五感で感じる2日間となっている。
岡 大阪にはユニバーサルスタジオジャパンや吉本新喜劇など多くのコンテンツがあるが、今回は大阪だけではなく、近畿圏で観光していただくことを前提に企画した。
木原 あと、関西の鉄道日帰り旅行も企画している。「筋金入りの鉄道男」である研美社の中田逸郎社長が案内役となり、関西の私鉄を乗りまくる日帰りツアーとなっている。
佐藤 最後に木原実行委員長からジャグラ文化典参加者にメッセージを。
木原 企画段階で「会費を安く、めしはうまく、懇親会はおもしろく」など、様々なリクエストをいただいた。それらに対して最大限応えられるように努めた。ぜひ楽しんでほしい。
一方で、この大阪大会をきっかけに、近畿2府4県が協力し、ひとつのことを成し遂げるために連携を強化することで、一定の成果を得られたと感じている。ゲスト、ホストともに、非常に有意義な大会となることを確信している。
佐藤 ありがとうございました。











































