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コニカミノルタジャパン、事業拡大を支援するフラッグシップ機

高次元の自動化を実現〜多彩な後加工もワンパス処理

 コニカミノルタジャパン(株)(本社/東京都港区、大須賀健社長)は、今年6月17日よりデジタル印刷システムのカラー最上位機種「AccurioPress(アキュリオ プレス)C14000」と「AccurioPress C12000」の販売を開始した。AccurioPress C14000シリーズは、顧客視点に立ち続ける同社独自の哲学とアイデアを集結した「真のフラッグシップモデル」として、顧客の新しい価値を創造し、事業を拡大・成功へと導く生産機として期待が持たれている。


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AccurioPress C14000


 AccurioPress C14000シリーズは、同社初のヘビープロダクションプリント(HPP)機で、同機の投入によりハイボリューム領域へ進出するとともに、プロダクションプリント市場へ提供する価値を拡大することでデジタル印刷の発展に貢献していく。

 AccurioPress C14000シリーズは、新たな画像処理技により、高速出力を実現。出力解像度2,400dpiで毎分A4サイズ140ページ、A3サイズ80ページという高速出力と他社に先駆けた出力調整や紙面検査の自動化技術、最適な印刷設定を推奨するメディアセンサーにより、ハイボリューム領域でも他に例を見ないオペレーションの効率化を実現している。これにより、印刷現場におけるタイムロスを最小化させるだけでなく、オペレーターの専門スキルを不要とし、印刷事業者が採用できる人材の幅を広げてくれる。

 さらに今回、オペレーション効率化のために3つの最新テクノロジーを自動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティーオプティマイザー(IQ-501)」に融合させ、印刷オペレーションを簡便化している。

 テクノロジーの1つめは、「インラインメディアセンサーシステム」で、これはオペレーターが印刷に使用する用紙を設定したい場合に紙を1枚通すことにより、自動的に用紙の重さと種類を判定するシステム。メディアセンサーが用紙の特徴を読み取り、AIにより用紙の厚みと種類の自動判定を行うことで用紙設定の候補を表示する。


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凹凸のある用紙にも高画質で印刷可能


 また、標準搭載された約300種類の用紙プロファイルから候補を提案し、最適な設定を選択する機能も備えており、簡単に高品質な印刷物を作成できる。

 これらの機能によって操作が簡単になり、設定時間が短縮されるだけでなく、新人オペレーターへの専門的なトレーニングも不要となる。

 2つめは、印刷不具合やナンバリングを印刷中に検査するリアルタイム自動検品機能だ。同機能では、登録した正解画像と成果物を生産中に比較し、異常がある印刷物だけを自動で排紙するだけでなく、不適合品が発生した場合のリカバリー印刷まで実行してくれる。他にもバーコードやナンバリングなども監視し、監視結果をCSVファイル形式で出力、元データと比較することで抜けや重複を確認することができる。これにより、検品作業の負荷を低減、生産性向上に貢献する。

 また、新規カラーマネジメントシステム「AccurioPro ColorManager」との連携により色調整・管理も簡易な操作で行うことができる。