富士フイルムBI、AI技術搭載の新たなフラッグシップモデル発売


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富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)は12月1日、同社ショウルーム「GC東京」において記者会見を開き、プロダクションプリンター「Revoria Press」シリーズのハイエンドプロ市場向けフラッグシップモデルとして「Revoria Press PC2120」を12月19日から発売することを発表した。
同機は、独自のAI技術により、最適な用紙設定・画質設定・画像補正を提案する機能を搭載。用紙設定を自動化するAI技術「用紙プロファイラー」は、用紙をセットするだけで独自開発のAIが用紙特性を解析。フィルムやアルミ蒸着紙などの特殊紙も読み取り可能で、用紙の種類・坪量・色などの設定項目における最適な設定を提案するため、用紙設定作業の効率化を実現する。
また、画質設定を最適化するAI技術を搭載したプリントサーバー「Revoria Flow PC31」が入稿データの特徴を解析し、文字や細線の強調や調整などデータ特性に応じた最適な画質設定も提案。さらに画像補正のAI技術では、入稿データに含まれる写真や画像のシーンをAIが自動判断し、人物や風景等などの色味に応じた最適な画像補正を行い、それぞれのシーンにあった色味で表現する。
1パス6色印刷に対応する同機は、新たな特殊トナーとして新開発のグリーンを追加し、ラインアップを全9種類へと拡充。既存のピンクと組み合わせることで、さらなる色域の拡大を実現する。






























































