DIC、ケアテック企業に出資 - 素材と介護技術の融合加速へ
DIC(株)は、ケアテックスタートアップ企業の(株)aba(本社/千葉県八千代市、宇井吉美社長)に出資し、DICが培ってきたマテリアル技術、センシング技術とaba社の現場発想によるロボティクス技術を融合して急速に進む高齢化社会における介護分野での新しい取り組みを進めていく。
DICは長期経営計画「DIC Vision 2030」で定める重点事業領域のひとつである「スマートリビング領域」において、暮らしを進化させる化学的ソリューションの提供を目指している。今回の出資は、その取り組みを加速するもの。aba社は、介護する人・される人の双方の負担軽減をコンセプトとした排泄検知センサー「Helppad2(ヘルプパッド2)」を開発・販売しており、これは身体に装着しない非装着型で、利用者が機器の存在を意識せず普段通りの生活を送れるように設計されている。
DICは、これまで培ってきたマテリアル技術、センシング技術などの知見とaba社の現場に根ざした開発力を組み合わせることで、介護分野における新しい価値創出を目指す。






























































