ニッタ、フィーダーベルトにFDA対応食品飲料用包装紙器搬送用
美観重視の箱を生産するラインに適した製品として提供
ニッタ(株)(本社/大阪市浪速区桜川4-4-26、北村精一社長)は、搬送ベルト「SEBフィーダーベルト」のタイプの1つとして、表面ゴムをFDAに対応させた食品飲料用包装紙器搬送用タイプ「A-WN-F」を提供している。主にワークが高級品(薬品、化粧品の箱)のユーザーに求められることが多く、同社では美観を重視する箱を生産するラインに適した製品として販売に注力している。

左から XH-500-4、XH-500-4-F、SE-A-WN-F
同製品シリーズは摩擦係数が高く、耐摩耗性に優れ、心体には寸法安定性に優れたポリエステルコードを使用した継ぎ目のないエンドレスベルトとなっている。表面ゴムの接着部分がないため剥離の問題がなく、フィード力にムラが生じることもない。また、グリップが高く、回転精度と耐久性に優れており、段ボール・板紙などの加工機の給紙フィーダー部に適している。
適度な摩擦性で、長期間にわたって安定した搬送性能を発揮する。
同社はこの他にも、FDA規格対応の紙器搬送ベルト「PolyBelt フォルダーグルア用XH-Fシリーズ」などを提供している。食品・飲料用包装紙器の搬送にも安心して使用できるものとして、多くのメーカーのサックマシンに採用されている。
この紙器搬送ベルトは、FDA規格に対応しながらも、従来のベルト性能を落とすことなく保持している。
プレフォールド部から折り部、デリバリ部に至るまで、板紙・段ボールの製函工程に適しており、多屈曲、ひねり、挟み込み搬送、ガイドローラに対しての耐久性を有しており、適度で安定したグリップ力で高い製函精度を保つことができる。
飲料用の包装紙器をはじめ、医薬品、化粧品包装紙器搬送などに安心して使うことができる。