若手社員は社内研修に実務性と交流を期待
共同印刷(株)学びビジネス推進部は、従業員301人以上の全国の企業・団体に勤務する若手社員約500人を対象に社内研修のニーズを探るために若手社員の仕事に対する取り組み方と研修に関する意識調査を実施し、公表した。
まず「若手社員の仕事に対する姿勢」では「仕事を通じて成長したい」が26.7%、「チームや仲間と協力して成果を出すことにやりがい」が20.6%、「今の業務をきちんとこなすことを重視」が21.2%で、若手社員の約7割が今の仕事に前向き・誠実に取り組んでいることがわかった。一方で「受け身で指示があれば動く」「モチベーションが下がり、言われたことだけやっている」「退職(転職)検討中」の合わせて約2割が入社から数年ですでに仕事に対する熱意を失い、退職も考えている社員が一定数いることが判明した。
次に「有意義だと感じる研修の特徴」については、「実務直結」(41.8%)、「社員同士のコミュニケーションになる」(39.3%)、「受講の成果が見える化される」(37.3%)であった。また、コミュニケーションの相手としては「同部署・チーム」「同期」を希望する声が多くあった。
「過去に受けた社内研修で内容がつまらなかったとき、会社に対してどのような思いを持ったか」の設問では、研修の内容が退屈であったことで、「会社の体質が古い」「自分には合わない」「この会社では自己成長できない」と、会社への失望やアンマッチを感じた社員はそれぞれ20%前後おり、研修がエンゲージメントにも関係していることがうかがえた。しかし、「つまらない研修はなかった」も23%おり、4分の1近くの企業は若手が退屈しない研修を提供しているといえる。一方で社内研修に参加して会社にネガティブな感情を抱いた社員の4割強が「退職を考えたことがある」と回答。研修が会社への失望感のみならず、退職検討にまでつながることがあることがわかった。
今後参加したい研修内容・形式については、一般的に取り入れられている座学形式だけでなくワークショップ、また最近注目されているゲームやクイズの活用、サブカル要素を取り入れたものなど、体験型やエンターテイメント性があるものが人気となった。
これらの調査結果から研修に対しては実務への活用や社内の人間関係構築といった仕事の成果アップや職場環境改善につながる内容・機会となることを望んでいることがわかった。
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