自治体での導入が進む電子図書館
(一社)電子出版制作・流通協議会(以下、『電流協』)電子図書館・コンテンツ教育利用部会では、このほど自治体の公共図書館において電子図書館(電子書籍貸出サービス、以下『電子図書館』)を導入している図書館情報(2024年10月1日現在)を更新し、公表した。
電流協では、電子図書館・コンテンツ教育利用部会が中心になって、電子図書館の調査及び、アンケートの導入、「電子図書館・電子書籍サービス調査報告書」の発行を行っている。
公共図書館における電子図書の調査結果は、2018年7月分から、年4回(1月、4月、7月、10月)の各1日を基準に調査を行い、集計結果を電流協ホームページにて公表している。
このほど更新された2024年10月1日の集計では、電子図書館を導入している自治体は579自治体、電子図書館の数は、459館となり、前回の2024年7月1日との比較で、自治体・電子図書館ともに11の増加となった。
自治体全体(1,788)の電子図書館導入率は32.4%で、これを各自治体別で集計すると都道府県別では、59.6%となる。具体的な都道府県別の導入比率では、長野県が100%、福岡県が67.2%、埼玉県が62.5%、大阪府が61.4%、沖縄県が59.5%となっている。一方で導入比率が低い都道府県は、福井県が0%、山形県が2.8%、秋田県が3.8%、島根県が5.0%、高知県が5.7%となっている。
また、前回の調査から増加した都道府県では、千葉県(増加2)、宮崎県(増加2)、東京都(増加1)、神奈川県(増加1)、静岡県(増加1)、兵庫県(増加1)、愛知県(増加1)、熊本県(増加1)、鹿児島県(増加1)となっている。
逆に前回の調査から減少(中止・終了)した都道府県は、北海道(減少1)、秋田県(減少1)、神奈川県(減少1)、山梨県(減少1)、佐賀県(減少1)となった。
また、政令市では90.0%、東京都特別区では78.3%となり、人口の多い政令市や特別区の導入率が高いことが確認できた。
さらに市(政令市除く)でみると354の市で導入されており、市の普及率は45.9%となっているが、町の導入率は15.2%、村の導入率は26.2%となっている。
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