ミマキ、産業用デジタル印刷の生産性と表現力高める
全世界で順次公開へ〜プリンタ3製品リリース
生産性と表現力
TxF330-800
生産性と表現力をさらに進化させたDTFプリンタ。ユーザーの制作スタイルや生産ニーズに応じて最適な運用が可能となる。

DTFプリントは、専用フィルムに出力したデザインを熱転写によって布地へ転写するプリント方式。シルクスクリーン印刷のような版を必要とせず、白や濃色生地、綿・ポリエステルなど多様な素材に鮮やかな表現が可能であることから、Tシャツやアパレルグッズを中心に、小ロット・多品種・短納期の制作現場で急速に普及している。
同社は2023年にDTFプリンタ「TxFシリーズ」をいち早く投入。長年培ってきたインクジェット技術を活かした高い信頼性と画質で高い評価を得ている。
今回発表のモデルは、「330プリントエンジン」を搭載したDTFプリンタのフラグシップモデルで、オリジナルTシャツの制作で求められやすい中間色も豊かに再現し、鮮やかでコントラストのある色表現を実現している。
さらに、「生産性重視」「表現力重視」それぞれの運用ニーズに合わせて選択できる2つのインク構成を用意している。
▽生産性重視の運用向け
CMYK+Wのインク構成で、アパレル用途で求められる高水準のクオリティを確保しながら、まとまった数量を短時間で出力できる高生産性を実現。従来機比約1・5倍の生産性により、出力が多い生産環境や繁忙期において、納期対応力の向上と1日の生産量拡大に貢献する。また、ロゴ・イラストの細線や小さな文字も、輪郭を明確に保ちながら再現。高濃度で美しいベタから人物の滑らかな肌の表現まで粒状感を抑え、自然な仕上がりを実現する。
▽表現力重視の運用向け
CMYKに新色のスカイブルー(SB)およびペールピンク(PP)を加えた6色+Wのインク構成では、生産用途で求められる運用性を保ちつつ、高彩度で抜けの良い発色を実現。とくに青〜緑の領域やピンク〜赤の領域で発色を強化し、メリハリのある色表現を実現している。
また、淡い色味や微妙な色差も表現しやすく、グラデーションを含むデザインでも自然な仕上がりを実現。ブランドロゴやキャラクターグッズなどにおいて、デザイン性による差別化を後押しする。
さらに、長時間連続運転を支える機能も強化した。まず、ホワイトインクの搭載容量を最大約4リットルまで拡大し、100m巻きのフィルム1本をノンストップで出力可能にした。また、カートリッジ自動切り替え機能を備え、出力中でも空になったカートリッジの交換が可能。オペレーターの作業時間を最小限に抑え、現場全体の生産効率向上に貢献する。
加えて、新たに搭載したフィルム搬送制御システムにより、長尺出力時でも高精度な搬送を実現。連続運転時においても安定した搬送による一貫した印刷品質を提供する。















































