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理想科学工業、page2026で高速IJ技術を中核に最新ソリューション展示

印字技術と関連ソリューションを一堂に集結

属人的な評価から脱却し制作工程を標準化 情報伝達の品質を底上げする【文書評価支援ツール「ヨミヤス」】

 「ヨミヤス」は、文書の見やすさ・読みやすさを客観的に評価し、改善を支援するユニバーサルデザイン支援ツールとして紹介された。従来、ユニバーサルデザインは「誰にとっても見やすい表現」といった抽象的な概念に留まり、具体的な判断基準は担当者の経験や感覚に依存する部分が大きかった。同ツールは、記事の情報量、文字サイズや行間、配色などを解析し、色覚特性や加齢による見え方の違いも含めて可視化することで、客観的な評価を可能にする。

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ヨミヤス

 パンフレットや申込書などの書類に加え、近年では食品や日用品のパッケージ表示の評価用途としても採用が進んでいるという。一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)の基準をもとに開発されており、これまで人の目による確認に頼っていた評価作業をソフトウェアで標準化できる。ツールを導入することで、組織内で統一された基準に基づく制作が可能となり、担当者が変わっても一定の品質を維持できる。印字技術だけでなく、情報伝達の品質そのものを支援するソリューションとして、同社の技術領域の広がりを示す展示となっていた。

印字技術を核に、印刷の可能性を拡張

 今回の展示では、高速カット紙インクジェットによるプロダクション用途から、パッケージへの印字を可能にするプリントエンジン、後加工まで一体化した帳票生産システム、さらにはスクリーン印刷や文書評価ツールに至るまで、印字技術を核とした幅広いソリューションが提示された。印刷工程の効率化や省人化に加え、物流や情報設計といった周辺領域まで含めた提案は、印刷の役割そのものを再定義するものといえる。理想科学工業のブースは、印字技術の進化が印刷業界の新たな生産モデルを切り拓く可能性を示していた。

*1:A4普通紙横送り、標準設定連続プリント、2段給紙ユニット、チャート:電子協標準パターンJ6/Ver.1使用時。
*2:A4普通紙片面横送り、標準設定連続プリント、GDフェイスダウン排紙トレイ使用時。

【企業情報】
理想科学工業株式会社
本社 東京都港区芝5-34-7 田町センタービル
フリーダイヤル0120-534-881
ホームページhttps://www.riso.co.jp/product/index.html