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情報伝達において残念ながらデジタルの優位性が際だったコロナ禍を経て、消費者のニーズはより細分化、多様化し、印刷物の需要もより小ロット多品種化が加速している。このような状況において、印刷ビジネス自体のあり方を再考するにあたり、デジタル印刷技術への投資は、もはや避けられない状況にあると言える。

そこで、現在の自社の経営資源や事業モデルにおいて、どのようなデジタル印刷ソリューションが必要なのか。「デジタル印刷活用で全体の生産を最適化して効率を上げる」、あるいは「デジタル印刷を使った商品開発で新たな需要を創出する」などなど、すでに市場では多くの事例が存在している。ワールドワイドにおいても「投資意欲は高まっている」という調査結果もあり、当然ながらDX(デジタルトランスフォーメーション)、あるいはスマートファクトリー構想を推進する印刷産業において、デジタル印刷は欠かせない技術である。

今回、「生産効率の向上」あるいは「創注」という印刷経営戦略としてのデジタル印刷ソリューションにフォーカスし、デジタルプレスやそれに対応する周辺、後加工システム、さらに新たなビジネスモデルの事例などを中心に紹介する。

KOMORI、次世代B2機「J-throne29」を国内初披露

 (株)小森コーポレーション(本社/東京都墨田区、持田訓社長)は、2月19・20日の両日、同社・つくばプラント内KGC(茨城県つくば市)において開催された「KOMORI新春特別内覧会2026」において、drupa2024に出品され、大きな注目を集めた次世代B2枚葉U... 全文を読む

コダック、ハイブリッド営業本格化[PROSPERビジネス]

 コダックの事業全体の約7割を占める印刷関連ビジネスは、プレート、CTP機器、ワークフローを三位一体とするオフセット印刷事業と、「唯一無二」の尖った製品ポートフォリオを持つインクジェット事業を両輪としている。今年は、これら製品を横断したハイブリッド営業を本格化させ、... 全文を読む

販売機会ロスの是正へ[ミューラー・マルティニジャパン 五反田隆社長に聞く]

 ミューラー・マルティニジャパン(株)の五反田隆社長は、出版分野について「本の作り手側の都合で、自らの販売機会を逃している」と指摘。「多読家」としてもデジタル印刷製本による柔軟な本づくりの実践を求めている。今回、ミューラー・マルティニが2023年12月に買収したスイ... 全文を読む

ビーバープランニングセンター、伝統美の風合いを再現〜新たなゴールド表現で世界を魅了

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岡文館印刷所、高品質と短納期化を実現〜コストの見える化で経営基盤強化

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