エコスリージャパン[社員座談会]- 30代の中間管理職が考える印刷業界とは
エコスリージャパン(株)(岡本勝弘社長)はベルギーに本社を置く、印刷業界向け資材およびサインディスプレイ業界向けのデジタル印刷機を販売する外資系メーカー。社風としてチャレンジする姿勢を高く評価し、年齢、性別を問わず意見しやすいカルチャーが根付いている。こうした心理的安全性の高い組織で働く現場の社員にエコスリージャパンで働くことや現状の印刷業界や今後の展望について30歳代の中間管理職に自由に語ってもらった。
中野崇大氏
東日本営業部 マネージャー
営業/2012年キャリア採用
熱い情熱でお客様の変革を促す
前職は印刷会社で営業。大学卒業後モノづくりをしたいという思いと趣味の読書から印刷会社に就職。3年間営業職を経験した後、プリプレス工程の奥深さに興味を持ちエコスリージャパンに営業職として入社。一時はサービスエンジニアも経験し、現在は東日本営業部のマネージャーとして関東圏の営業を行いながら、幅広い知識を活かし後輩育成にも取り組む。冷静さの中に熱い闘志がみなぎる若手の兄貴的存在。趣味は読書のほかに旅行と家庭菜園。
大山将太郎氏
東日本営業部 アシスタントマネージャー
営業/2013年新卒入社
お客様に寄り添った対応をモットーとする技術出身の営業マン
神奈川県出身。印刷会社が実家の隣にあり、幼いころからの遊び場だったことから印刷業界に興味を持ち入社。入社後5年間フィールドエンジニアとしてCTPの設置やメンテナンスを行い、お客様の困りごとに真摯に向き合う。物腰の柔らかさ、コミュニケーション能力を評価され、2018年に東日本営業部に異動。お客様の幅広いニーズにこたえ、お客様がより良い未来に進めるようサポートさせていただくことを意識している。2児の父で育児と仕事の両立に日々奮闘。
高坂哲也氏
経営企画室 アシスタントマネジャー
CTP・ソフトウエア戦略担当/2017年新卒入社
最新テクノロジーを駆使したDXで印刷業界の変革を目指す次世代リーダー
ドイツ出身。英語、ドイツ語のマルチリンガル。ドイツの社会・文化に触れ、日本とヨーロッパの橋渡しをする仕事がしたいという思いで就職活動を始める。20代からバリバリ働いて実力をつけたいという思いから実力主義の外資系であるエコスリージャパンに入社。入社後は営業部に配属となり、いくつかの新規受注を獲得。その後、2022年に経営企画室に異動となり、持ち前の語学力とコミュニケーション力でエコスリー本社との窓口業務を担当しながらCTP・ソフトウェア戦略担当として日本のお客様に最適な提案ができるよう日々勉強中。
大岡晶氏
マーケティングコミュニケーション担当/2012年新卒入社
経営企画室 アシスタントマネージャー
マーケティング・コミュニケーションのチカラでお客様のネットワーキング、そして世界をつなげる
就職氷河期で苦戦している中、縁がありエコスリージャパンに入社。ソフトウェアマーケティングやインサイドセールスを経験後、2016年にマーケティングコミュニケーション担当に。エコスリージャパンの広告宣伝、イベント運営などの広報全般を行いながら、クリエイティビティー力でエコスリージャパンの日本市場での成長を牽引。2024年よりエコスリーユーザー会の事務局長に就任し「お客様の未来をともに築き上げる」をモットーにあらゆる情報を提供できるユーザー会として企画運営をリード。持ち前の責任感で社内からだけでなく、お客様からも信頼を獲得する次世代女性リーダー。
若い世代が活躍できる職場環境
■大山 入社して実感するのは、エコスリージャパンが風通しのいい会社だということ。上司や他部署の人、そして社長ともコミュニケーションがとりやすい環境で年齢や役職関係なく意見を聞いてもらえます。思ったことをすぐに意見できるという意味では心理的安全性が高い職場ではないかと思っています。上司を気にする、他部署を気にして意見を言えないのは息苦しいですからね。会社の意思決定は非常に速く、日々お客様と接している営業としてはとてもやりやすい環境です。新卒入社で他社を経験していないので比較はできませんが、私は働きやすいと思います。
■大岡 私もそう思います。会社やお客様にとって何がベストかを考え、そのために挑戦していくことが尊重されます。マーケティングコミュニケーション担当になったときも経験の浅さから不安はあったのですが、当時の上司(現社長)から「失敗しても責任をとるから良いと思ったことはどんどん挑戦してください」と言ってもらいとても安心しました。意思決定の速さゆえに様々な企画が同時進行され、大変だと思うことがありますが、サポート体制と環境のおかげで安心して進めることができています。今でも日々成長を感じるほど、様々な仕事があり、やりがいを感じています。
■高坂 私は若いうちからいろいろ経験したいと思っていたなかで、エコスリージャパンは大企業にいながらベンチャーのような働き方ができると感じました。ヨーロッパではエコスリーは大企業ですが、日本での知名度は低い。知名度を上げて会社を成長させるために様々なチャレンジをしているエコスリージャパンは若手でも活躍できると思い入社を決めました。
入社後はしっかりと研修期間が設けられ、1年間の研修を経て営業として現場に出たのですが、20歳代の若手時代も上司のサポートのもと常に即戦力として仕事を任せてもらいました。日頃から直属の上司はもちろん、社長も積極的に同行等でバックアップしてくれる環境があることは非常に印象的でした。目標達成のためにチーム一丸となって向かう体制が整っており、希望していた働き方ができています。
■中野 私は3人と違ってキャリア入社です。初めての外資系企業への就職に期待と不安はありました。外資といえば裁量性で利益追求型の結果重視。結果が出ないと厳しいという印象を持っていましたが、エコスリーは外資系と日系の良いところをとったハイブリッド型の社風です。働き方の自由度が高く、ある程度は個人の裁量に任されることが多いですが、根底にはお客様を大切にする姿勢があります。そういった意味では、営業だけでなくカスタマーサポートも外資系にしては泥臭い活動を行っています。
■大岡 私はお客様を大切にする姿勢は営業やカスタマーサポートから好循環を生み出していると思います。ビジネスの最前線に立ち、会社の顔としてお客様と向き合っている方々がお客様に寄り添った対応、提案をしているのを見るとバックオフィスとしてどうサポートできるかなという視点で考えることもあります。
