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東京ラミネックス、「不易流行」理念に40周年

2016年2月25日

「型」を守りながらも「形」を変えてチャレンジ

 不易流行ーー。東京ラミネックス(株)(本社/東京都新宿区、遠藤峰彦社長)は、この企業理念に基づいて変革する市場ニーズに対応し、今年で40周年を迎える。10年前に3代目に就任した遠藤社長は、「東ラミのコアとなる部分には徹底してこだわり、変化しないとだめな部分はお客様や取引先企業の意見を取り入れながら柔軟に対応してきた」とこれまでを振り返り、今後もこの考えのもと業界に貢献していく姿勢を示す。「型」を守りながらも「形」を変えてチャレンジを続ける同社の遠藤社長と大木誠取締役東日本統括本部長にお話を伺った。

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国産ラミネーターである自社製品に自信を示す遠藤社長(左)と大木本部長

ユーザーの声に耳を傾けて製品開発

ーー40周年を迎えた今年の取り組みについて。

遠藤 オンデマンドの需要が拡大する中、当社もオンデマンド対応のPPラミネーターに注力しており、お客様からも好評をいただいている。
 中でも、昨年10月に新発売したB3卓上型マルチラミネーター「SDX-400」は、ベストセラー機「DX-350」を時代のニーズに合わせて進化させた新製品となっており、さらに使いやすく改良した製品となっている。

大木 当社では現在、40周年の感謝の思いを込め、東ラミ製品をご愛顧いただいているお客様限定で、かつてないお得な「40周年記念キャンペーン」を展開している。「SDX-400」を特別価格で提供しており、保証期間を1年から2年に延長している。運賃も無料とさせていただいている。
 このほか、自動機などでは設置研修費無料や専用架台の特価での提供、またはエアコンプレッサーのプレゼント、フィルム1本サービスなど様々なお得なサービスを展開している。

ーー東ラミ製品の特長とは。

遠藤 弊社の歴史は、創設者の松本昭二がアメリカからラミネーターを輸入したことに始まる。しかし、輸入製品の品質に満足することなく、お客様の要望に応えながら改良を続けることでできたのが東ラミのブランドとなっている。
 当社オリジナルの機構である「2段回転ヒートロール機構」などの技術をコアとして、各種周辺機器、オンデマンド対応ラミネーターの開発などに活かしている。
 国内のラミネート業界は輸入品が多く、国産製品が少ない中、我々は小・中ロットの国産ラミネーターを高品質でカスタマイズしたスペックに仕上げている。

大木 当社は、もともと写真業界が主なお客様であったため、両面パウチラミネーターを製造開発していたが、PP貼りのカールのことを考えた設計にはなっていなかった。新製品の「SDX-400」はその点もクリアした設計になっている。4本の加熱ロールは独立して温度調整することができ、新設計の温調システムにより、精細な熱管理を実現することができる。

ーーユーザーサポートについて。

遠藤 当社の営業は全員が技術営業となっており、営業マンがある程度のメンテナンスまで行うことができる。このため、たいていのことはその場で解決できるため、お客様からも好評をいただいている。また、協力会社との2社による保守サービスのため、全国のお客様から安心して使っていただいている。

大木 とにかくお困りのことがあれば何でもお問い合わせして欲しいと考えている。当社ではこれまでもお客様の悩みや要望をヒアリングして吸い上げながら商品として形にしてきた。「スーパーPP」などは、お客様と当社が一緒に作ったまさに完全オリジナルのフィルムである。ラミネーターに関してもこのような製品を作っていきたい。小回りの効く営業、機械の開発が当社の強みであるので、何なりとご相談いただきたい。

ーー40周年を迎えられての感想。

遠藤 今年40周年を迎えられたことは、ひとえにお客様をはじめ、我々を取り巻く取引先、そして社員のお陰である。今後もお客様の声に耳を傾けながら、お客様の悩みを解消できる商品を開発していく。
 また、40周年を機にロゴマークを刷新した。これは東ラミの頭文字である「T」の文字をモチーフにしている。お客様と取引先と社員など、いろいろな人のお陰で当社があるという感謝の意味を込めている。そして、ますます成長していきたいとのイメージで右肩あがりの「T」となっている。

ーー今後の目標。抱負について。

遠藤 ラミネーターだけではなく、長年の技術を活かして様々な製品を開発し、新市場の獲得につなげていきたい。そして新事業の確立にも取り組んでいきたい。
 我々が東京ラミネックスを引き継いで今年で10年になるが、当時はデフレ不況がラミネート業界に厳しい経済状況をもたらした頃であった。企業理念に掲げる「不易流行」という言葉のとおり、変えてはならない東ラミのブランドには徹底的にこだわりながらも、早急に変えないとだめなものは柔軟に変えていきながら、新たな商品の開発やサービスに反映させていきたい。

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