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グラフィック、ラクーンの掛売・請求書決済代行システム「Paid」を採用

2015年5月5日

 大手印刷通販「印刷の通販@グラフィック(以下、グラフィック)」を運営する(株)グラフィック(本社/京都市伏見区、西野能央社長)は、ユーザビリティのさらなる向上を目的に、今年3月より(株)ラクーン(本社/東京都中央区)の掛売・請求書決済代行システム「Paid(ペイド)」を採用している。すでに800社以上のユーザーがこの決済システムに登録しており、ユーザーのニーズに応えている。

ユーザビリティの向上を目的に〜1ヵ月半で800社以上のユーザーが登録

 大手印刷通販として知られるグラフィックの現ユーザー登録数は約29万件。ここ数年は、利便性向上による顧客満足度向上を第一に事業を推進しており、印刷通販部の中野英治副部長は昨今の取り組みについて「ダイレクト入稿やパッケージサイトの開設など、話題性のある商品を展開するとともに、サービス面でもユーザビリティ向上を推進している。例えば、注文後のお問い合わせの電話応答率を80%以上の水準で維持している」と話す。

 今回、同社がPaidの採用を決めたのもユーザビリティ向上を第一の目的としたもの。同社では数年前より、通常の企業間取引で行われる請求書による掛売、JCBの自動振替システムなどの後払いシステムを採用してきたが、「これらの後払いシステムは審査に日数が掛かるほか、後払いのニーズにお応えできない場合もあった。しかしPaidのシステムを採用してからは、後払いのニーズに応えられないことはほとんどなくなった。その結果、3月のPaid採用からわずか1ヵ月半余りで800社以上のユーザーがこの決済システムに登録している」と印刷通販部・通販課の野々口智之主任は話しており、Paidの採用がユーザビリティの向上につながっていることは数字の上からも間違いなさそうだ。

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野々口主任(右)と真殿氏

 それでは何故、Paidでは審査日時がそれほどかからず、後払い決済システムの提供が可能なのか。

 それについてラクーンは、「これまで蓄積した与信調査に関わるデータや、代金回収におけるノウハウを最大限に活用した審査システムを構築している」と説明する。さらに他社の後払いシステムでは注文ごとに審査があるが、Paidでは一度審査を通過すれば、その後の審査は原則不要となっている。

 また、Paidは2011年10月のリリース以来、現在までに1,300社以上が導入し、印刷会社でも90社以上、さらに近年では印刷通販サイトでの導入も進んでいるが、その理由には与信管理から代金回収業務までのすべてを代行するという利便性と安心感だけではなく、容易に既存のシステムに組み込めるという点もありそうだ。デジタルメディア部・企画情報システム課の真殿明主任は「これまでの既存の後払いシステムが土台としてあったこともあるが、シンプルなシステムのためスムーズに組み込むことができた。またそれと同時に、これまでの反省点も改善し、金額の変更やエラーの処理などを自動化できるように変更した」と話しており、Paidの採用は他のシステムの改善点を見直すきっかけにもつながったようである。

 ラクーンは印刷通販サイトがPaidを採用するメリットについて、「Paid自体は集客に役立つものではないが、訪れた利用者を逃さない『かご落ち』を防ぐ効果があると確信している」としており、今後、これまでは目に見えてなかった取りこぼし防止によるさらなる受注拡大なども期待できそうだ。

 グラフィックは昨年に第3工場を本社隣接地に竣工したばかりだが、同社は今後も印刷通販業界のパイオニアとして、さらなる生産キャパシティの拡大とユーザビリティ向上を目指していく。

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