ベーヴェ システック ジャパン、メールルーム全体をカバー 〜 豊富なラインナップで印刷会社のDMビジネスを支援
2012年6月5日
ベーヴェ システック社は、1950年代後半にインサーター事業をスタート。現在はメーリング業界のリーディングカンパニーとして、世界最高速の封入封緘機をはじめ、メールルーム全体をカバーする製品を提供している。日本法人として1997年に設立されたベーヴェ システック ジャパン（株）（本社/東京都新宿区西新宿8-14-24、小泉正裕社長）は、発送物の品質・正確性・製品トレーサビリティなどを高めつつ、ユーザーの幅広い要望への柔軟な対応を目指している。
高速から中速、定型外など、ユーザーのニーズに応える豊富なインサーターをラインナップする同社。高速汎用インサーター「Fusion cross」は、そんな同社がdrupa2012に参考出品し、注目を集めた製品の一つである。
同製品は、封筒を停めることなく封入することができる新しい封入方式を採用している。定型から定型外サイズまで処理することが可能な汎用性の高さと、最大2万2,000通/時間の封入が可能な高速性を兼ね備えている。同封物フィーダーはオペレーターレベルでの着脱が可能なため、用途に応じての交換が行え、適応業務の拡張が可能になる。2013年から販売を開始する同社期待の新製品である。
また、高速オンデマンド印刷から封入封緘までをインラインで行えるインサーター「Marathon20」は、高い生産性と汎用性を実現しつつ、オペレーターの作業負荷を最小限に抑えることができる「Marathon18」の後継機種となる新製品である。
最大2万通/時間の高速封入が可能で、封入封緘のライン上で、封筒の表面に宣伝広告や宛名情報を4色フルカラーでダイレクト印刷することが可能になっている。
最大12ミリまでのランダムな厚みにもダイレクト印刷が可能な高い汎用性を備えており、ワントゥワンのニーズの高まりに伴い、さらなる需要拡大が期待されそうだ。
そして、高速トナー圧着シーラー「Flexi Plus」。同製品は、トナーの粘着性を利用した圧着シーラーで、同封物1点を挿入しながらの封書仕上げが可能となっている。
最大1万2,500通/時間の高速処理を実現し、デスクトップ型から汎用タイプまで、豊富なラインナップを備えている。
同社はこれら新製品の他にも、印刷業界のDMビジネスに貢献する様々な製品ラインナップを用意している。
