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真和(香川)、破産開始決定-負債17億7,500万円

 (株)真和(香川県高松市多肥下町1559-9、設立1983年1月、資本金1,000万円)は11月7日、高松地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。負債総額は約17億7,500万円。

 印刷関連資機材の販売を目的に設立。代表者の経験と人脈を生かしながら、底堅い営業基盤を構築してきた。本社のほか、松山営業所、徳島営業所を設け、四国地区内に約350社の取引先を確保し、ピークとなる2004年3月期には売上高17億169万円を計上した。

 しかし、その後は競合や地域経済の低迷から、売上が伸び悩んでいた。さらに、2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大による営業自粛や納期遅延、取引先の受注減などにより売上は一層減少。2021年3月期以降は年間売上高が10億円を下回っていた。近時においても思うような業績確保には至らず、資金繰りが悪化し、事業継続を断念した。
(東京商工リサーチ調べ)

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