ページの先頭です

日本企画印刷ほか1社(茨城)、破産開始決定-負債1億6,000万円

 日本企画印刷(株)(茨城県坂東市辺田1089-11、設立1978年3月、資本金1,000万円)と関連の(有)エヌケーアイ(同市辺田1089-13、設立1989年9月、資本金300万円)は4月17日、水戸地裁より破産開始決定を受けた。負債は日本企画印刷が約1億5,000万円、エヌケーアイが約1,000万円で、2社合計で約1億6,000万円。
 日本企画印刷はチラシやパンフレットなどの商業印刷、封筒や名刺などのビジネス印刷、横断幕やウィンドウディスプレイなどのディスプレイ印刷を手掛け、リーマン・ショック以前は年間売上高約3億円で推移していた。しかし、その後は民間企業の経費削減により受注量が減少し、2019年2月期の売上高は約7,000万円にまで低下。赤字計上により債務超過に陥っていた。過去の印刷機等への設備投資にともなう借入金が負担となる中、業績は回復せず2020年2月までに事業を停止していた。
 一方、エヌケーアイはグループ会社として、日本企画印刷に対する不動産の賃貸管理を手掛けていたが、同社に連鎖した。
(東京商工リサーチ調べ)

注目コンテンツ