FFGS、ユーザーに深く寄り添い、困り事を解決
「ユーザーの業務効率化や現場の負荷軽減」と「迅速なサポートによる課題解決」
刷版材料の困りごと
問い合わせ窓口を新設
FFGSでは、今年1月から富士フイルム製商業印刷向け刷版材料(CTPプレートや印刷周辺薬品)に関する問い合わせ窓口を新設している。
ユーザーへ幅広い製品・サービスを提供し、購入後も安心、安全に使えるよう、アフターサービスを強化している同社。2023年にはサービス会社である富士フイルムGSテクノを統合するなど、製品の提案から導入後のサポートまでを一貫して行える体制を整えてきた。その中で、これまでコンタクトセンターでの問い合わせの受付は、機器の保守サポート先に限定して提供されてきたが、刷版材料に関する困りごとをより迅速に解決につなげるため、商業印刷向け刷版材料の問い合わせ専用窓口(無償)を設置するに至った。
▽問い合わせ窓口
サービス統括部テクニカルサポート課 コンタクトセンター刷版材料サポート受付
電話03-5539-1843(受付時間は、月~金の9時〜12時、13時〜17時30分)
同専用窓口での対応の流れは以下の通り。
(1)コンタクトセンターに電話すると、その内容が技術的な場合は、技術サポート部門から詳細確認の電話が入り、対応がなされる(30分以内)。
(2)電話対応で解決に至らない場合、現地訪問による確認日程が提案され、現地に技術サポート担当者が出向、対応を行う。
(3)現地出向でも、解消に至らない場合、刷版、印刷物などのサンプルを回収するなどして解析を行う。
(4)解析の結果は、後日報告される。
FFGS技術一部の高橋宏和担当課長は、「もともと製品の取り扱いに関する質問など様々な相談を含めると、月数百件の相談が、営業経由で技術部問に寄せられている。サポート開始からおよそ3ヵ月間、約3割がコンタクトセンターに問い合わせをいただけている。これまでは、対応にタイムラグが生じたり、間接的な情報のやり取りによって間違った情報や抜けが生じることもあった。困っているときにできるだけ早く解決する。これがコンタクトセンターの価値であり、印刷会社のサステナビリティにもつながると考えている」(高橋課長)。
また、問合せ初期より技術サポート部門のメンバーが対応し、適切に次のアクションを提案することにより、印刷会社の安心にも繋がる。
「『トラブル時』だけではなく、困りごとや相談ごとがあれば、ぜひ活用いただきたい」(高橋課長)